生産緑地

都市の農地の固定資産税が200分の1になると言う生産緑地ですが、なんとも不条理な制度だと感じていたので、色々調べてみました。

大阪市を例に挙げると、この地図で緑色のところが生産緑地です。
http://www.mapnavi.city.osaka.lg.jp/webgis/?mp=5&vlf=000012&ll=34.598939,135.512098
だいたいの自治体で、このデータは公表していますので、「○○市 生産緑地」と調べれば出てくると思います。
この地図の例では、地下鉄御堂筋線のあびこ駅の駅前の一等地を生産緑地が潰しています。
本来であれば、マンションがあるような立地が潰れている為、そこに住めたはずの人たちが駅から遠いところに住み、バスや自転車通勤をし、駅前の駐輪場もあふれ、都市計画的には、害しかありません。
その人たちも、通勤と仕事で疲れ、社会の事など考える事も出来ません。

都市部に農地があり、その税金がほとんど無料と言うだけでも、非常に地主優遇の酷い政策だと思いますが、これだけではありませんでした。
この生産緑地と言うのは、農業をするという条件で税金が200分の1になっているわけなのですが、実は、農業をしているふりだけすれば良いのです。
しかも、実際には、アリバイ農業すらせず、耕すだけで、何も植えていない場所もいくつか確認しました。
こうして、土地を塩漬けにして、地価を高止まりさせています。
要するに、ただの脱税です。

しかし、政治家や公務員と言うのは、賄賂をくれる人の言う事しか聞きません。
もちろん、マスコミも報道しませんし、誰も関心を持たないので、見逃されてきました。
でも、良く考えると、空き家が問題になりながら、窮屈な3階建ての家が多く建っている事に、違和感を感じませんか?
こうした問題に、一人でも多くの人が気けば事で社会は良くなっていくと思います。

また、アリバイ生産緑地は、役所や、政治家に連絡すれば動いてくれるはずです。
そうして、正しく課税されるようになり、売りに出て、正しく使われれば、買いたい人が家を買うことが出来、人口も増え、街にとっては、良いことだらけです。

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